9月所内研修

本日9月8日(金)に、所内研修を行いました。

特別講師として、米澤るみ先生にお越しいただきました。

米澤先生は、臨床発達心理士・特別支援教育士・教育カウンセラーとして、放課後等デイサービスの子ども支援や職員・保護者向けのセミナー研修、不登校支援や子どもの個別支援塾、さらにはカウンセリングなど様々な子ども・親子支援に精力的に携わっているお方です。

全国各地を飛び回っているとのことで、今回はご縁があってレジスポにお呼びすることができました。上門先生、ご紹介いただき誠にありがとうございました。

テーマは「子どもの特性を理解してあたたかい支援を!!」

実際の学校での子ども達の様子を写真で見せてもらいながら、その子の特性による困難さや具体的な支援方法について学ばせていただきました。

 

たとえば、音楽の時間に教室でうろうろ歩き回っている子。

話を聞けば、「楽器の音がうるさくて我慢できない。この場から逃げ出したい」。

 

たとえば、運動会練習に参加せず、木の陰でうずくまっている子。

話を聞けば、「みんなが同じ行動を取ることが気持ち悪い。耐えられない」。

 

「ちゃんと参加しなさい!」と言うのは簡単だけれども、それで問題の根本的な解決になるのか?子ども達の困り感は解消できるのか?

なぜその子がこういう言動を取るのか、原因をつきとめて支援する大切さを学びました。

また、特に印象に残ったのが、ADHDのお子さんは突発的に場に合わない行動をしてしまい、「謝らされるという経験が多い」こと。

米澤先生いわく、ただ謝らされたからといって問題の解決にはならない。

実際のケースで、Aくんが雨の日、学級の皆が作ってつるしておいたテルテル坊主を突発的に全部壊してしまったことがあったそうです。米澤先生は、「代わりのものを作って持っていこうか」とAくんと一緒に巨大テルテル坊主を作ったそうです。

すると、Aくんはその巨大テルテル坊主を持って、自らクラスメイトの前で「さっきは壊してごめんなさい。代わりにこれを作りました。」と謝ったそうです。

それを聞いたクラスメイトは「すごい!!」「ありがとう!」とAくんのことを褒めてくれ、学級全体が和やかな雰囲気になったようでした。

「子どもが突発的に行動を取ってしまった場合は、謝らせるだけでなく代替案も出してほしい」とのメッセージがとても印象的でした。

 

その他にも、LDの子どもの文字の見え方や学習上の困難さについて学び、一人ひとりに合った支援をしたことで学力がぐんぐん伸びたケースについてもお話して下さいました。

LDの子は、文字の見えにくさに問題を抱えつつも、「みんなもこう見えている」と思い、「僕が頑張らなきゃ」と抱え込んでしまうことも多いとのこと。

合理的配慮のもとでその子の能力を伸ばしていくことが大事だと感じました。

 

ブログに書ききれないほど、とてもためになるお話ばかりでした。職員一同、今日のメッセージを心に刻みながら今後のレッスンにも活かしていきたいと思います!

米澤先生、上門先生、本日は誠にありがとうございました!

 

あーちゃん

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